2013年参戦ライブを振り返る・下半期編

上半期編からの続き。

7月

7/15 エビ中@湘南OPEN

人数制限で会場には入れずステージ横の少しの隙間から覗く形になったけど、その分距離が近く、何より(子供がいたせいか)大量にレスをもらった。
女子供の近くにいるとレスをもらえる、と悪い大人は一つ学習してしまった。

7/28 エビ中『夏のファミリー遠足 略してファミえん in 河口湖 2013』@河口湖ステラシアター

前日に山梨の温泉旅館に泊まり、当日はひまわり畑、美術館を巡り、まさに遠足気分で臨んだライブは、開催地である富士河口湖町町長(中学60年生)の開会宣言で幕を開けた。
何はさておきショートカットひなたの衝撃。長かったツインテールをばっさりと切り、この日ショートカット姿を初お披露目したのだが、しばらく衝撃と可愛さの狭間で感情ぐちゃぐちゃになった。
ライブ自体は、パフォーマンスはいつものように楽しく、幕間は映像ではなく、メンバー皆でスイカ割りをしたり、かき氷を作ったりと、ほのぼのと幸せな時間が過ぎて行った。ステージの形状も含め、今までで一番「学芸会」という感じが強くて大好きなライブ。
最後打上げ花火が上がった時には、「夏休みの思い出になったなぁ」なんて年甲斐もなく思ってしまったが、そう思わせてくれるのがエビ中の魅力だろう。
何発も打ち上がる花火を見て瑞季が放った一言「長くない?」は名言。

8月

8/4 ももクロ『夏のバカ騒ぎ WORLD SUMMER DIVE』@日産スタジアム

布袋寅康との念願の共演にテンションが上がりまくった。あれが見られただけで大満足。
そこ以外は猫ひろしとかサッカーとか「これはひどい」と思う演出はあったけど、武井壮との競走は意外に好きだったりするので、好みの問題なのかなと。
最後、花火が打ちあがったのだが、つい先週にエビ中で見た花火とはまったく違う感情が湧き上がり、やはりこの二組は同じアイドルでありながら、魅力は全然違うのだなと再認識した。

8/8 『お台場フォーク村』@代々木国立競技場第一体育館

楽曲との出会いの妙というべきか、各メンバーの新たな魅力が見られた。中でも彩花の『ひこうき雲』が白眉。この組合せはずるいというくらいに良かった。
また、ラストがまさかのりななんで、『今日までそして明日から』。グッと歌が上手くなっていて、エビ中の成長を象徴するかのようだった。

8/17 バナナマン『Cutie funny』@俳優座劇場(六本木)

2013年の幸運ここに極まれり。
登場した瞬間にもはや貫禄すら漂う。スターですよやっぱり。その二人が目の前の客を“全力で”笑わしにかかる贅沢といったらない。
しかしそんなプラチナチケットであることを抜きにして、素晴らしく面白かった。
単純に笑えもし、そこにドラマもあり、バラエティ的な幕間VTRもあり、芸人としての総合力の高さを見せつけられた。“フラ”というか仕草の一つ一つに笑ってしまうし、改めて素晴らしいコンビだと思った。

8/23 エビ中『自習』@品川ステラボール(一時間目)

メンバー自身が演出を手掛ける公演で、一時間目は彩花によるプロデュース。
ひろの小路千歳(彩花)司会、アンノリーナ・ナツテル(なつ)アシスタントによる「中人運動会」。「本当は高校生」チーム対「本当に中学生」チームという身も蓋もないチーム分けで真の中人を決める対決。終始グダグダの進行は見ていて微笑ましかった。
瑞季不整脈を患っており着座してのライブ参加ということで色々と不安な感情が渦巻いたが、メンバー同士のフォローに安堵した。
特に『手をつなごう』で輪になって回るところで順々に微笑みかけていたのは幸せしかなかった。

8/23 エビ中『自習』@品川ステラボール(二時間目)

二時間目は美怜プロデュースで、テーマは「初心に戻る」と「挑戦」。前半はインディーズ時代のセトリで、漢字読みクイズを挟んで後半はまさかの7曲連続に挑戦!しかも全編ツボを押さえまくりの曲ばかりでテンションが上がりまくった。
正直言うとガツガツ前に出てくる美怜は初め苦手だった。でもメンバーの中で一番ライブに対する意識が高いし、他のメンバーも美怜に引っ張られてる部分がある。ライブに行けば行くほど美怜のこと好きになり、今回のライブでもエビ中を牽引するメンバーなんだろうと再認識した。

9月

9/5 樋口毅宏 VS 中山涙・小嶋研一・Ⅹ『タモリ論』完全決着@下北沢B&B

Twitter上で起こった樋口毅宏と中山涙による『タモリ論』を巡る論争をきっかけに行われたトークイベント。
謎のゲストⅩの正体はなんと水道橋博士で、オフレコの熱い話がたくさん聞けた。

9/10 ベイビーレイズ・リリースイベント@原宿アストロホール

物の見事に『あまちゃん』にどっぷりハマり、まんまと『暦の上ではディセンバー』を歌うベイビーレイズのリリースライブに行ってきた。
綺麗な女性客がいるなと思ったら、松井玲奈だったのは驚いた。

9/15 『氣志團万博2013 〜房総爆音梁山泊〜』2日目@袖ヶ浦海浜公園

台風が近づき、どしゃぶりの雨の中開催された氣志團万博
おかげで到着が遅れ、森山直太朗も今年一番感動したという、今や語り草のエビ中どしゃぶりパフォーマンスに間に合わなかったことは今年最大の後悔。
その後は嘘のような快晴で、スカパラ、ホルモン、ももクロと大いに楽しんだ。

10月

10/14 『恵比寿文化祭』@恵比寿ガーデンプレイス

エビ中のミニライブが目当てだったが、その前のライブも楽しんでいたので、結構な前方で観覧できた。
しかし後方は大混雑だったようで、都内でのフリーライブの困難さを感じた。

10/18 エビ中写真集お渡し会@福屋書店新宿サブナード

安本さんの可愛さに度肝抜かれて頭が真っ白になり、次いでなっちゃんの美しさを直視できず思わず俯き、ひなたに至っては頭頂部しか見れなかった。
接触イベントのたびに自分の不甲斐なさを実感する。

10/20 エビ中『オータムデフスターCOMECOMEツアー2013』@Zepp Tokyo(一部)
10/20 エビ中『オータムデフスターCOMECOMEツアー2013』@Zepp Tokyo(二部)

DJプレイ風の曲つなぎ演出が良かった。その時のダンスも可愛くて、『時計じかけのオレンジ』に出てくる拷問具つけられてもいいくらい一生見ていられるステージだった。

10/26 ももクロ『GOUNN』@別府ビーコンプラザ コンベンションホール

「良いライブには、千里の道も遠しとせず」
エビ中の大阪遠征で味を占めた私は、ももクロで大分まで足を伸ばした。
湯布院でしっぽりと温泉につかり、海の幸、山の幸に舌鼓を打った。
ライブは、『5TH DIMENSION』と同じ演出の方ということで、MCは無く、一つのテーマ(今回は「仏教」)で統一され、ももクロの歌の合間にストーリー仕立ての映像やパフォーマンスが挟み込まれる構成。
大真面目な演出に、バラエティ豊かな楽曲群をやるもんだから、違和感がすごかった。
歌ってる間は盛り上がるし楽しいんだけど、演出で黙ってしまう。
第二部はいつもどおりのライブで、これこそももクロの本領だと感じた。
図らずもゆみ先生の生誕も祝え、グダグダなMC含め最高だった。

11月

11/9 エビ中HMV presents MEGA WEBリニューアル記念 〜恩も倍返し〜』@MEGA WEB

『未確認中学生X』のMVを監督した関根勤と、出演した岩井ジョニ男が登壇。ゲストと絡むエビ中が新鮮だった。

11/23 エビ中『かえってきたスタフェス』@テラスモール湘南

みにちあKAGAJO☆4Sなんかも見れて楽しいイベントだった。
隣で沸いている中高生軍団がいたけど、ステージに干渉してこなければノイズとして無視できるということを学んだ。

12月

12/8 エビ中『スターコンダクター』@さいたまスーパーアリーナ

夢のようなステージだった。
理事長が言っていたように、普段頑張っているエビ中への“ご褒美”。
1万1千人の観客が埋め尽くすあのステージが特別だからこそ、エビ中メンバーがいつもとは違う表情を見せ、よりキラキラと輝いて見えた。
演出もそれに答えるようにどれも素晴らしくて、一つ一つ上げていったらキリがないくらい。
個人的には念願だった『売れエモ』での紙幣乱舞演出が、こんなにも大きな会場で初めて見られたことが感激だった。
このステージが特別でなくなったときがエビ中が売れたときなのだろうが、これがずっと特別であってほしいと思うのはファンのわがままだろうか。

12/21 エビ中エビ中のパーティ!! Merry Christmasイェイ!!!』@東京ドームシティホール

さいたまスーパーアリーナを満席にした直後に、3,000人規模のキャパで、グダグダなMC、インディーズ時代も含めたセトリで、「あぁいつものエビ中だ」と安心する、完璧なライブだった。
しかもアリーナ4列目という良席で、レスをもらいまくり、もう後半は脳みそが溶けていた。

12/23 ももクロ『ももいろクリスマス2013』@西武ドーム

今までで最高に楽しかった『ももクロ春の一大事2012』の2日目に匹敵するか、もしかしたらそれ以上に良いライブだった。
ゲストは少なく、演出も控えめ、段取り的ではなく素の表情が見えるMC。
そして何より国立競技場でのライブ開催の発表。
様々な場面でももクロのあらゆる感情が表出する構成で、極寒の西武ドームで身を震わせながら、心は常に滾っていた。
『あの空へ向かって』で久しぶりに心から「世界のももクロNo.1」と叫んだ。
最後、夏菜子が「モノノフさんがついてこれないようなありえない世界に行ってみたい。でも何だかんだついてきてくれるのは知っているので」と言っていて、2014年もついて行こうと決意した。そして、ありえない世界を見届けようと。



以上、自分でもちょっと引くくらいライブに参戦した一年だったが、来年も引き続き充実させたい。