武井壮の百獣の王漫談
久々に現れました。私の大好物。
その名は武井壮。
彼とはフジテレビの深夜番組『うもれびと』で出会った。
『うもれびと』とは
マサヒロ(中居正広)が、Jと呼ばれる謎の人物からの指令のもと、
もう1つのグループを結成するために、毎回ゲスト有名人に
「才能があるのに、今はまだ世に出られず、うもれている無名な人」
を連れてきてもらい、そのキャラクターを何とか掘り起こしながら
オーディションしていくトーク番組である。
(番組公式HP引用)
件の彼は森山直太朗が「地上最強を目指す男」と紹介し連れてきた。
「どうも。はじめまして。武井壮と申します」
いいね。もう目が違う。「現れた!」と直感に突き刺さってきた。
実はこの人すごい人物らしく、大学時代に陸上十種競技(100m走、走り幅跳び、砲丸投げ、走り高跳び、400m走、110mハードル走、円盤投げ、棒高跳び、やり投げ、1500m走の十種目の総合得点で競う競技)でインカレ優勝、次いで日本選手権優勝を果たしている。しかもそれまで陸上に関してはずぶの素人で、大学に入り十種競技を始めてわずか2年半での快挙。100m走10秒54という成績は未だ破られていない日本記録だという。
そんな輝かしい記録を数々打ちだし現役を退いた今、39歳の彼は「地上最強を目指す」。
中居「武井君はどこに出ていきたいの?」
武井「簡単に言うと、地上最強の生物。百獣の王、…百獣の王です」
森山「二回言いました」
何かサーカスの団長(森山直太朗)と曲芸をする動物(武井壮)みたいだ。
次にトレーニング風景がVTRで紹介される。
森で丸太を持ちあげる武井壮。
ももいろクローバーZの『労働讃歌』に合わせてウエイトリフティングをする武井壮。
川に石を投げ込む武井壮。
いやもう凄い。ぐいぐい引き込まれる。
しかしここからが本番。百獣の王を目指す彼は様々な猛獣との対決をシミュレーションし続けている。
武井「今まで、計2万戦ぐらいしてるんですけど、今のところ無敗です」
これを本当に嬉しそうに言う。あふれる小学生感。たまらない。
そして、実際にそのシミュレーションを披露。
対ライオン
「ライオン強いじゃないですか。とにかくまず噛むじゃないですか。ガブッと。キバこんなにデカいのバーッと生えてるんで。やっぱ危険じゃないですか。ただ彼らにも決定的な弱点がありまして・・・嗅覚。10万倍嗅げんすよ人間の。ってことはですよ、一番ここ(鼻)に、10万倍の神経が集まってんすよ・・・僕そこを狙っていくんすよ」
「猛獣っていうのはどこを狙ってくるかっつったら、ここ(喉)なんすよ・・・普通の人だったらガードしちゃうと思うんです。僕、一切しないです」
「来いや」
「そしたら、誘い込まれるようにここ(喉)に噛みついてくる訳ですよ。グワーッときますから、ギリギリまで引き寄せてグッとやるんですよ」
「そこにガブッと噛まれたときに『痛い』と思う前にグッと」
「ガブッガブッときたらグーッと力入れる訳じゃないですか。そしたら何が起きてます今?噂の弱点とされるぅ、10万倍の鼻がぁ、目の前にぃ、曝け出されてる訳ですから、そこに向かって、俺の渾身の左ストレートを」
「ドーーーン!」
見事勝利ww
オードリー春日のピンネタで「百人組手」というのがあったが、それを地でやっているようなバカバカしさ。
そして中居正広のリクエストに次々答えていく。
対ワニ
「ワニ確かに強いんですよ。ガブーッて噛みついて、水の中に引きずり込んでネジって倒しちゃう・・・ただこれ(噛みつく動き)しかないんで、そしたらちょっと引き寄せてガブーッて来たら」
スッ
「そしたらこっからですよ。ワニって噛むの強いんですけど、開くの超弱えーんすよ。楽勝だなっつって」
「ここ(口に)乗っかって、グッと締めて」
「ドン!」
武井勝利。
対ゴリラ
「ゴリラの攻撃っつったら、ドドンドドンつって(腕振り回す)縦の攻撃ばっかりじゃないですか。あいつら弱えーの後ろ足なんですよ・・・だからこのグルングルンって来てるこれ(腕)を」
スッ
「ガラ空きのこの弱点に、渾身のロー(キック)を」
「ビターン!」
「避けてはビターン!」
「避けてはビターン!」
武井勝利。
対ワシ
「バサーッてきたら、こんな(小ささ)ですよ手。細いし。そこをバシッ!」
武井勝利。
本当に笑いっぱなし。
上記の熱戦は2週にわたって放送されたもので、2週に分けるのも頷ける逸材だ。
しかし、そんな彼でも唯一勝てない相手がいるという。
その相手とは、、、
「ムロフシ」
室伏広治ww動物みたいに言うなww