『ももいろクローバーZ芸人』を本気で妄想してみる

過日の『アメトーーク』の『KARA芸人』を見て、一体何人の人間が『ももクロ芸人』を夢想しただろう。
KARAのPVを見て大の大人がわあきゃあ騒ぐだけの企画に、どれだけ臍を噛んだだろう。
とはいえKARAはメジャーだ。それで企画は成立する。『やっぱり上戸彩芸人』や『リアディゾン大好き芸人』と同列で、「大の大人がわあきゃあ騒ぐ」ことが企画の趣旨たりうるだけのネームバリューがある。(視聴率的にはアレだったようだが)
他方、ももクロが一般に対する訴求力があるかといえば残念ながら微妙だ。それは『いいとも』のアウェイ感にも如実に現れていた。
ただ一点だけ突破口がある。アイドルとしてかつてないほどに面白く、語るに十分すぎるという点だ。
そう、言うなれば『越中詩郎大好き芸人』や『P★LEAGUE芸人』と同列で、一部以外の視聴者が知らない異世界を紹介する企画としてだったら成立しうるのではないだろうか。
そして、援軍も強力だ。バナナマン南海キャンディーズ山里、キングオブコメディ高橋。私的にはこれだけで十分だが、オリエンタルラジオ中田やカナリアボン溝黒、更に『ももクロChan』つながりでオテンキを入れても面白いかもしれない。
そんなわけで『ももいろクローバーZ芸人』を以下ではしたなくも妄想してみる。(現在進行形を大事にしたいので敢えての『Z』表記とする)


推し色の衣装を着て登場

P★LEAGUE芸人』や『女子プロレス芸人』でもやったように、女装はもはや定番の感あり。
とりあえず設楽の女装が見たいのと、パーケンの貧相さは笑えるだろうと予想。山ちゃんや日村は抜群の安定感を見せてくれるだろうし、このあたりは推し色に過不足がなければ問題ないと思う。

宮迫「なんやこの気持ち悪い集団!」
蛍原「みなさんは何のくくりですか?」
「「「僕たちは『ももいろクローバーZ芸人』です!」」」


ももいろクローバーZ”とは何か?

まずはももクロが何者かを知ってもらわねばなるまい。これもまたテンプレな流れだが。
パーケンに熱く、気持ち悪く語って欲しいところだが、技術力とファン歴のバランスをとって山ちゃんが説明するのが妥当か。
「今、会えるアイドル」といったコンセプトやメンバー紹介、イメージカラーやキャッチフレーズを説明。皆で「かなこぉ↑↑」は是非ともやって欲しい。
そして、路上ライブから始まった歴史を語ろう。インディーズデビューに、有安の加入、過酷を極めた日本全国ヤマダ電機ツアー、初の単独ライブ、早見あかりの脱退(過去のVTRを見るにあたって序盤で触れざるを得ないだろう)、“Z”への新生、そして埼玉スーパーアリーナでの単独ライブ。
ここで「何だか凄いらしいぞ」という印象を与えておく。(いや実際に凄いけど)


ももクロのここが好き

曲が攻めすぎであるとか、踊りが面白いとか、アスリートのようなライブであるとか色々とあると思う。夏菜子の海老反りジャンプは鉄板だろうし、高城の変顔も外せないだろう。テレ朝動画『ももクロChan』の映像も豊富に使える。
しかし設楽が「ももクロを語るときに“全力”以外の言葉が欲しい」と真剣に悩んでいたように、魅力は一言では言い表せない。きっとそれぞれが自分の言葉でその魅力を語ってくれることだろうと思う。
ただ一つだけ、以下のエピソードは是非語ってもらいたいと思っている。
 キンコメ高橋の聖地巡礼
  http://blog.livedoor.jp/pngn0222/archives/4513340.html
四十のオッサンをここまで狂わすのだ。ももクロは。


ももクロ対戦の歴史

宮迫「対戦って何?アイドルちゃうの?」
山里「宮迫さん、アイドルなんですけど“対バン”をやっちゃうんですよ」
宮迫「あ〜そういうことね」
・・・という流れから、
・対「神聖かまってちゃん
・対「氣志團
・対「金子哲雄」(『ももクロ試練の七番勝負』より)
・対「武藤敬司」(『ももクロ春の一大事』より)
・対「全日本プロレス」(as グレートクローバー)
という感じで綺麗にボケて欲しい。こういう何でもアリ感こそがももクロだと思っているので。


プライズゲスト登場
『KARA芸人』の時のように千手観音かずこが登場するかもしれない。
もしかしたら、「年一レギュラー、えがいろクローバーZです」とか言ってエガちゃんが出てくるかもしれない。
ただ!ただここは本人に登場して、パフォーマンスを披露して、その凄さを世に知らしめてほしい。


他にも「みんなでさようなら早見あかり」だとか「Best Hit 有安」(リアクション集)だとか「玉井詩織の棒読み挑発特集」だとかね、もう夢想し始めると止まらない。
ひょっとしたらファンの贔屓目かもしれない。だがどうだろう。こうして実際に企画を考えてみると、なかなかどうして実現可能性は高そうではないだろうか。
より現実的な話をすれば、一刻も早くパーケンに芸人プレゼン大会に出てもらい、この企画をプレゼンしてもらおう。そうすれば最大得票を達成することなど目ではないはずだ。